emmi(エミ) > チャクラを浄化して上半期の疲れをリフレッシュ

今年は気候が不安定で、
暑くなったかと思えば、急に寒い日があったりと、
自律神経のバランスが整いにくく、
疲れが取りきれないな〜なんて思っていませんか?
そんな時にオススメしたいのが、
チャクラの浄化です。

チャクラとは体になるエネルギーの中継点。
チャクラとはインドの古い言葉で「回転」を意味し、
カラダの各所にあるチャクラが
正しく回転してバランスがよければ、
ココロもカラダも健康、
健全でいられるとヨガでは考えられています。
けれど、チャクラのバランスは崩れやすいもの。
エネルギーの動きが滞ってしまうことで、
回転が悪くなってしまうのです。

チャクラを知って生かす

チャクラは主要なものが背骨に沿って
七つあるとされています。

【第1チャクラ】

会陰・骨盤底にある。
安全、物質的所有、情熱をつかさどる。
肉体のエネルギー、自己保存の中心。
整っていると地に足が着いた状態に。
整っていない場合は感情的に不安定になり、
足腰が弱くなり、疲れやすく。

【第2チャクラ】

性器にある(子宮ということも)。
喜び、性欲をつかさどる。
自信や感情的なバランスと関係し、
セクシャリティなど個性につながる。
乱れると人との信頼関係が弱まり、
物理的なものに振り回される。
婦人科系の疾患やぽっこりお腹の原因にも。

【第3チャクラ】

へそにある(みぞおちということもある)。
力、行動、自尊心をつかさどる。
知力、消化力で生存の方向性を決める。
ここが乱れると消化力が落ち、
栄養が取りにくくなる他、
人を受け入れられないなど
感情面の消化力も弱まってしまう。

【第4チャクラ】

胸の真ん中あたりにある。
愛、社会性をつかさどる。
人間関係において無償の愛、
信頼などと関係する。
乱れるとイライラしたり、人を信頼できずに、
ココロを開けない。
胸を閉じた姿勢になってしまうので、
猫背になり、呼吸が浅くなる。

【第5チャクラ】

ノドにある。
会話力、自己表現などをつかさどる。
選択や意思と関係する。
乱れると言いたいことが言えない、
説得力のない言葉を話し、いわゆるコミュ障に。
ノドの疾患の他、首コリがひどくなってしまうことも。

【第6チャクラ】

眉間にある。
直感力、思考力、洞察力をつかさどる。
知性と関連する。
乱れると頭の働きがにぶくなり、
かすみがかかったように。
本来の知性を発揮できない。
頭をつかいすぎてショートしたような状態で、
頭痛などを引き起こす。

【第7チャクラ】

頭頂にある。意識や高次の智慧と関連する。
他のチャクラとは別格で、
ここが活性化している時は、人生がすべてうまくいく。
滞ると全身のバランスを欠いて、
自分が何者なのかという不安にさいなまれるように。

チャクラを浄化し、
バランスが取れるようになるとイキイキとし、
人生がうまくいく感覚を得られます。
詰まりやすいので、
ヨガのポーズで定期的に浄化していきましょう。

チャクラを整えるポーズ

各チャクラを順番に整えていきます。

第1チャクラ 安楽座
会陰にカカトがつくように意識し、楽な姿勢で座る。
会陰を意識し、自然な呼吸を届ける。

第1チャクラ 安楽座

第2チャクラ 片脚曲げの前屈
片脚のヒザを曲げて、カカトが下腹部に着くように。
両手を脚の外側へ置き、息を吸って吐きながら、
下腹とカカトがよりつくように、
上半身を前へ倒していく。
体を下ろしたら、下腹を意識して数回自然呼吸。
息を吸いながら起こしていく。
脚を変えて反対側も行う。

第2チャクラ 片脚曲げの前屈

第3チャクラ ねじりのポーズ
脚は第2チャクラの時のままに。
息を吸って背骨を少し伸ばし、吐きながら、
曲げた脚のほうへ上半身をねじっていく。
背骨の下のほうからゆっくりねじり、
胸が縮まらないように注意。
ねじりきったら、へそを意識して数回自然呼吸。
吸いながらゆっくりと戻る。脚を変えて反対側も行う。

第3チャクラ ねじりのポーズ

第4チャクラ 牛の顔のポーズ
正座になり、片手を上から、
もう片方の手を下から背中に回し、指先を結ぶ。
届かなければタオルなどを持ってもいい。
息を吐いて、吸いながら胸から反らし、
胸を意識しながらその場で数回自然呼吸。
吐きながら戻る。
手の上下を変えて、もう一度行う。

第5チャクラ ラクダのポーズ
ヒザ立ちになり、両手を背中へ。
ヒザが痛い時はブランケットを敷こう。
手が届く人は両手をカカトに置いてもいい。
息を吐いて吸いながら、
胸から反って上に伸び、ノドを十分に伸ばす。
首を折るのではなく、
後ろ側をなるべく伸ばしておくように。
ノドを意識して数回呼吸をし、
吐きながら姿勢を戻す。

第6チャクラ チャイルドポーズ
もう一度正座になり、上半身を床のほうへ倒し、
額を床に着けて脱力する。
お腹の圧迫がツラい場合は、ヒザを開いていい。
眉間を意識して数回呼吸をしたら、
吸いながらゆっくりと戻る。
頭が最後になるように。

第6チャクラ チャイルドポーズ

第7チャクラ 安楽座
もう一度安楽座になる。
背筋を軽く伸ばし、
頭頂を意識しながら自然呼吸を繰り返す。
ここまでで第1から順番に
チャクラを浄化しているので、
下から頭頂までエネルギーが
上がってくるイメージをしてみよう。

第7チャクラ 安楽座

このシークエンスを寝る前にゆっくりと行うことで、
チャクラが浄化され、呼吸が整い、
自律神経のバランスが整います。
質のいい睡眠も促すことでしょう。

Text - Yogini編集部
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