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体の冷え、ちゃんとケアしてますか?

一時、冷えが万病のもとになると言われ、
多くのケア方法が紹介されていましたが、
最近ではそれも下火。
しかも、暑い時期が長くなった昨今では、
あまり話題にならなくなっています。
けれど、実際はエアコンの普及で、
真夏でも体が冷たくなっている人は
少なくありません。
自律神経のバランスを崩しているので、
やはりさまざまな不調のもとになってしまいます。
今回は、自分でできる「冷え度」チェックと
その対処法を紹介します。

冷え度チェック

足の指先を触ってみましょう。
手よりも足が冷たく、
手の温かさを気持ちいいと感じるなら要注意。
手が冷えていても、
足はそれ以上に冷えているようです。

布団に入っても体が温まらず、
冷えて眠れないのは危険信号。
血行が悪いとエネルギーが回らないので、
全身が疲れやすくもなります。
極端な冷えは免疫力が低下することもあるので
注意して。

足にじんじんとした痛みがあり、
重だるい感じがありませんか?
ちょっと動かしてさすっても、
居心地の悪い痛みやだるさが
残っている場合は、
むくんでいないかをチェックしましょう。

指先や爪が青白く、
血色が悪くなっていませんか?
色が悪いのは血行が悪い証拠。
しもやけなどで指先が紫色になったり、
内くるぶしの下あたりが
紫色になっていたら注意が必要。

自然なカーブでなく、
左右の股関節が骨盤より外側に出ていたら、
体は冷えています。
外反母趾など、足裏に歪みがあると
この症状が見られるようになります。
女性に多く見られ、腰痛も伴います。

手指でスネをギュッと押した時に弾力がなくて、
戻らないのは血流が悪い証拠。
足がむくんで体が冷えています。
スネの血色なども合わせてチェックして。

長時間正座をした時のように、
普通にしていても足がしびれてしるようなら、
体はとても冷えています。
極端な冷えは、腰と首を痛めていることも。
足裏のバランスを整える必要があります。

首のコリと腰痛が慢性的にあるのは
冷えの可能性大!
過去にぎっくり腰を数回経験した人は、
腰椎がつぶれて変形しているところから
カルシウムが流れ出て、
坐骨神経を圧迫し、
冷えている可能性もあります。

いかがでしたか?
どれかに当てはまっていれば
あなたの体は冷えている可能性が
高いようです。
以下のセルフケアを行って、
整えていきましょう。

体を冷やさない生活のポイント

01 足指を使って3点歩行

カカト、指のつけ根、指先の3点で体を支え、
足指を使って歩きます。
ただし、力を入れすぎないように。
足底筋群を使うことで、
足の筋肉にポンプ作用が高まり、
うっ血した血液をスムーズに心臓へ
送り返すことができます。
指を上げて歩かないことが大切です。

02 足を高く上げて足を休ませる

ヒザから下が床と平行になるように、
硬めの布団やイスなどへ足をしっかりとのせ、
仰向けに寝てリラックスします。
この時、足の位置を心臓より
高く上げることがポイント。

03 歩く時の振動と体のねじれに注意

地面からの衝撃を腰や首にまで
伝えないように歩きましょう。
カカト重心にならないように、
足を地面にきちんと置きます。
腰を痛めると坐骨神経が圧迫されて、
下半身が血行不良になってしまいます。
また首を痛めると自律神経が誤作動を起こし、
極端な冷えを起こします。

04 毎日何かしらの運動を

リモート仕事の人は
実感しているかもしれませんが、
通勤は意外にも、
しっかりとした運動になっているようです。
通勤時間も含め毎日の運動を考えるなら、
通勤ではすべてをエスカレーターではなく、
1−2回は階段を利用するなど
変えていくことで運動が一つ増えます。
また、ヨガやストレッチなど、
軽くてもいいので運動する習慣をつけると、
疲労回復や血行不良を改善できます。

下半身を動かすことは
冷えの改善のための大きなポイントです。
いつもの自分でいるために、
不調にならない体を目指しましょう。

Text - Yogini編集部

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