アンチエイジングのために
若返りのメソッドとも言われる
アーユルヴェーダ。
食事についての考え方や提案は
たくさんあります。
中でも最も大切なことは、いいものを食べ、
しっかり消化することです。
不調や老化は、体内にたまった
未消化物(アーマ)が
原因だとされているからです。
体内にたまった未消化物を消化するには
白湯がオススメですが、
疲れた胃腸を休めながら
栄養補給するには、
温かいスープも
ぜひ取り入れてみたいところです。
今回は二つのスープを紹介しましょう。
紹介する具材は例として挙げているので、
好みで変えても問題ありません。
また、油はギーが理想ですが、
なければオリーブオイルを。
体を軽くしたい日の
ムング豆スープ(2皿分)
体を軽くしたい日の
ムング豆スープ(2皿分)
消化のいいムング豆、
消化機能を整えてお腹のガスを
減らしてくれるクミンシード、
肝臓や胆のうに働きかけ血液を浄化する
ターメリックを使います。
作り方
・1 前の晩から水につけて
軟らかくしたムング豆を水500mlで煮る。
・2 油を熱したフライパンに、
クミンシードとターメリックを各小さじ1杯、
塩小さじ1 1/2杯入れ、加熱する。
・3 1に2を加えてコトコト煮る。
好みでこしょうを振り、味をととのえる。
自分に優しくしたい日のココナッツミルクポタージュ(2皿分)
自分に優しくしたい日の
ココナッツミルクポタージュ(2皿分)
食物繊維の豊富なサツマイモ、
デトックス効果のあるココナッツを使い、
腸がきれいになり、
肌や体全体の調子をととのえます。
作り方
・1 サツマイモ1個を水で煮て軟らかくする。
・2 ニンニク1かけ分と
タマネギ1/2個をみじん切りし、
油で飴色になるまで炒める。
・3 1と2をあわせ、ココナッツミルクを
味を見ながら加えてコトコト煮て、
ハンドミキサーなどでポタージュにする。
好みで塩、こしょうを加え、
味をととのえる。
ハッピーな気持ちで料理して食べる
アーユルヴェーダでは、
いろいろな食事の注意がありますが、
最低限覚えておきたいのが、
作り置きではなく新鮮なものを食べること。
またハッピーな気持ちで料理し、
笑って食べられるような環境を作ること。
どんな気持ちで作り、
どんな気持ちで食べるかは
とても大切。
毎日、穏やかな気持ちで
「おいしくなーれ」と
心を込めて料理しましょうね。
教えてくれた人=福田真理
アーユルヴェーダ
認定プラクティショナー。
ヨガ講師。