春はふわふわとした雰囲気になって、
ナゼだかそわそわワクワクして
いろいろなことを始めたくなりますよね。
柔らかい色の花がたくさん咲き出して、
甘い香りがして優しい気持ちになったりもします。
ふわふわしている…裏を返せば、
地に足が着いていない状態かもしれません。
そのせいで、精神的に落ち着かず、
焦燥感や不安感、
それが昂じて怒りっぽくなったりする人もいる
かもしれません。
これは、今ここにいない状態になっているのです。
気もそぞろな状態。
自分が自分の中にいないような感じです。
では、そんな時、どうしたらいいのか…。
自分のトリセツ、いくつか紹介しましょう。
1.規則正しい生活をする
規則正しい生活を心がけましょう。
予測不可能な予定が入ってしまうような
スケジュールに振り回されたり、
寝る時間や起きる時間、
食事の時間がまちまちだと、
体の内外がついていけません。
体は自分の持っている、わかりやすい「現実」です。
体が安心して動ける自分のテンポやリズム、
タイミングを整えましょう。
2.足裏を意識する
地に足を着けるために、
足裏への意識を高めましょう。
例えば、ヒールではなくスニーカーに変える、
素足の時間を増やす、
足裏を洗う時間を延ばす、
足裏を揉む、足裏を意識しながら歩く…など。
普段の生活では気にとめにくい足裏へ
意識を持つだけで、
気が下がっていき、
ふわふわ感が徐々に解消されるでしょう。
散歩や通勤時間を利用して、
スニーカーでしっかり歩くことから始めてみませんか?
3.土を触る
地球へアースする意味でも、
土に振れるのはとてもいいこと。
時期的に家庭菜園や園芸などの趣味を
始めるのもオススメです。
実際に土を触ってみると、
だんだんと気持ちが落ち着いていき、
穏やかになれる効果があります。
土の匂いもきっと春の香りとあいまって
気持ちいいでしょう。
4.呼吸〜瞑想をする
気は呼吸にのって全身を巡ります。
でも、気持ちがふわふわしている時は文字通り、
気がふわふわと浮いているような状態――
つまり、頭の上のほうへ集まっているのです。
そこで、意識的な呼吸〜瞑想で気を下げていきます。
これは電車の中など移動中でもすぐにできます。
①ゆったりと安楽座で座り、
両方のお尻とも床に着いているか確認する。
②下腹に手を置き、
下腹まで呼吸が届くような意識で自然に呼吸する。
③呼吸が落ち着いてきたら、空から降り注ぐ光が、
自分の頭から背骨、お尻を通って体を温めながら、
床を貫いて、地球の核まで
届くようなイメージをします。
地球に対して光の錨を降ろしているイメージです。
これをしばらくイメージしていると、
だんだんと落ち着いて気持ちよくなってくるでしょう。
5.家事や掃除をする
現実的な作業をし、動くことは、体との対話であり、
過去からの後悔や未来への不安などを忘れます。
一心不乱に家事に取り組んでみましょう。
6.ヨガをする
床に近い姿勢でキープできるポーズを
練習してみましょう。
ワニのポーズやチャイルドポーズ、
シャヴァーサナなどが
すぐにできそうなオススメポーズ。
大事なのは、きちんと呼吸をして体に目を向けて、
自分の中で何が起こっているのかを
じっくり観察すること。
単に形を作るだけだと、
ふわふわ感は何も変わりません。
7.精油を使う
精油(アロマオイル)を選ぶならフランキンセンス、
パチュリなどがオススメです。
フランキンセンスは、
ウッディですっとする中にスパイシーさや
柑橘系の香りがほのかに漂うもの。
呼吸器系を安定させ、心を落ち着けます。
パチュリは、墨汁をイメージさせる香りと言われ、
ヨガや瞑想にいいとされる、
これも落ち着きのアロマです。
いかがでしたか?
どれもやれればベスト。
どれかだけでもやれたらベター。
自分のできることから取り入れてみて下さいね。