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ヨガマットについて 知っておくべきアレコレ

ヨギーニの必需品!
ヨガマットの基本の“き”

ヨガをする上で、欠かせないのがヨガマット。
プロップスは使わなくても、
ヨガマットは必ず使うという人が
ほとんどのはず。

しかし、考えてみるとヨガマットって
どんな種類があって、
自分にはどんなものが合っているのかを
理解している人は
少ないのではないでしょうか?

安定した土台を作る上で
大切なヨガマットについて、
基本的な疑問から考えてみましょう。

自分に合ったヨガマットの選び方

自分にぴったりのヨガマットを
選ぶポイントは「趣向」と「機能」の二つ。
「趣向」は色やデザインなど、
直感的に好きだと感じるかどうかで
絞り込みましょう。
「機能」はまず第一に体がはみ出さない
十分な長さか。
そして自分が普段しているヨガのスタイルに
合わせて厚みや、
グリップ力を選びましょう。

パワーヨガ、アシュタンガヨガなど
動きの激しいスタイルのヨガをする人は、
ヨレを防ぐため、重めで厚いマットがオススメ。
4mm~7mmの厚さで
「第二の床」になり得る表面が
硬いものが理想です。

リストラティブヨガなどでは、
長時間ヒザをついて
ポーズをすることもあるので、
6mm以上の厚さで
柔らかい表面がストレスフリー。

グリップ力に関しては、
強度の高いもののほうが
“いいマット”と思われがちですが、
実は落とし穴が。

ヨガを始めたばかりの人が
グリップ力のマットを使うと、
筋力がなかったり、
アライメントが崩れている場合でも、
グリップ力でカバーされてしまうため、
実際には体が使えていない
という事態に陥ることも。
まずはグリップが強すぎないものから
スタートするのが
ポーズ上達の鍵かもしれません。

また、グリップが利きすぎると
ヴィンヤサスタイルのヨガでは
足が引っかかって動きずらいこともあるので、
可能であれば実際に試してみて、
動きやすいものを選びましょう。

知っておくと便利!
ヨガマットの素材。

素肌で触れるマットだからこそ
好きな感触の一枚をゲットしたいですよね。
マットの素材は日々進化中で、
主原料が同じでもレシピが変わると
質感の異なるものができ上がります。

現在の主流はPVC(ポリ塩化ビニール)。
耐久性に優れ、
裏面のグリップの利きがいいのが人気。
レシピも豊富ゆえ、
同じPVCでもテクスチャーの違ったものや
価格帯もさまざまです。

そして自然派に人気なのが天然ゴム素材。
土を感じるテクスチャーで、
重量感がありグリップが安定、
滑りづらい特徴があります。
ただし、ラテックスアレルギーの人は
注意しましょう。

マット界のサードウェーブとして
注目を集めているのがPU(ポリウレタン)。
テクスチャーはツルッとしていて、
水分を吸収し、
汗をかいた時のグリップ機能が高いのが
特徴です。

それぞれの素材の特徴を知った上で、
実際に手触りを確かめて、
心地いいと感じる素材を選べば、
気持ちよくヨガのポーズが取れるはず!

感謝の気持ちでアフターケアを

マットは自分の聖域とも言えます。
丁寧に扱い、使用後はきちんと
手入れをしてあげましょう。

マットが一番嫌うのは湿気。
衛生面でよくないばかりか、
ふやけて表面がもろくなってしまうこともあります。

練習後は、
ガスプレーなどを塗布して汗とともに拭き取り、
しっかりと乾燥させ、
丸めて保管するのがベスト。

高級なヨガマットは、
大切にケアすれば一生モノ。
育てるように、丁寧に扱い、
ヨガの相棒として長く使いましょう。

しかし、洗っても不快感が取れなくなり、
表面が乾燥してきたら交換のタイミング。
古いマットを捨てる前に、
キレイな個所を切り取り、
ヒザのサポートマットとしてリユースしたり、
マットの廃棄回収サービスを
利用するという裏技も!
いよいよ捨てる時は
お住まいの地域の自治体に問い合わせて、
適切な捨て方を確認してみて下さいね。

Text - Yogini編集部
https://yolo.style/yogini/

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