emmi(エミ) > アーユルヴェーダを語る上で欠かせない、スパイスの基本
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スパイスを毎日の食事に

カレーやチャイなど、
インド料理には欠かせないスパイス。
料理に香りや深みを加えるのもさることながら、
スパイスには体を整える効果があり、
アーユルヴェーダの食事療法でも
重要な役割を担います。

つまり、スパイスの使い方や効果を知れば、
自宅で簡単にアーユルヴェーダ的
セルフ食事療法ができるのです!

今回は、スパイスの基本の使い方と、
代表的な五大スパイスの効果を紹介していきます。
その日の自分の体調に合わせて、
毎日の食事に取り入れてみて下さいね。

スパイスってどう使えばいいの?

日本の食卓でおなじみのカレーは、
小麦粉の入ったカレールーを
煮込んで作ったもので、
これは、イギリスで生まれたレシピが起源。

しかし、せっかくアーユルヴェーダと
姉妹関係にあると言われる
ヨガと出会ったのならば、
スパイスを巧みに使うインド式“スパイスカレー”も
マスターしたいところ。

そもそもスパイスとは、
料理に色・辛味・香りを加える植物性の調味料。
古くからインドでは、スパイスに薬効を見いだし、
家族の健康ライフに寄り添ってきました。

スパイスは、パウダーで使うか、
シード(種)で使うかによって
用途が少し変わってきます。

シード状のものはホールスパイスとも呼ばれ、
それを挽いたものがパウダースパイス。
パウダーはカレーペーストを作る際に
使われることが多く、
シードはスタータースパイスとして、
または仕上げのスパイスとして、
油で炒めて香りを立たせて
使われることが多いです。

関連して重要なのは、
スパイス自体には味は“ない”ということ。
実はスパイスの役目は、
香り、辛味、色を加えることにあります。
そのため調理の際は、塩での味つけを忘れずに!

そして覚えておくと便利なのが、
スパイスの水溶性と油溶性の性質の違い。
例えばターメリックは油溶性で、
“油”で炒めることにより苦味が消え、
きれいなカレー色が作られます。

一方、サフランは水溶性で、
“水”に浸すことで初めて、
あのパエリアの黃色が現れます。
カレーのでき上がり寸前に
ターメリックを足してしまうと、
苦いカレーになってしまうので注意しましょう。

まずは五大スパイスを知ろう!

スパイスの使い方は、決して難しくはありません。
前述した、ルールを踏まえておけばOK!
まずは、基本の五大スパイスを押さえましょう。

レッドチリ、ターメリック、クミン、
コリアンダー、ガラムマサラ、
どれもスーパーで買うことができる
身近なスパイス達。
それぞれの香りを確かめながら
スパイスカレーの世界を探求してみませんか?

Spice1:レッドペッパー

- 辛味/色/香り -

唐辛子を乾燥してパウダーにしたもの。
料理に辛味と色をつける。
新陳代謝促進、血行促進、食欲不振、
疲労回復、夏バテに効果があると言われています。
多用すると体温を下げる効果があり、
体を冷やしてしまうため、注意が必要。
夏向きのスパイス。

Spice2:ターメリック

- 色 -

和名はウコン。
カレーの黄色を作る油溶性のスパイス。
ほとんどのインド料理に使用され、
スパイスのまとめ役。
肝機能を高める効果、殺菌作用、止血作用、
抗酸化作用、解毒作用があります。
生ものの下準備、傷口の止血剤にも使われ、
用途が幅広いのが特徴。

Spice3:ガラムマサラ

- 辛味/香り -

数種類のスパイスを合わせた混合調味料。
ヒンディ語で「ガラム」は熱い、
「マサラ」はブレンドスパイスの意味。
主にコリアンダー、カルダモン、
シナモン、クミン、クローブ、
生姜、黒コショウ、ナツメグを使います。
仕上げのスパイス

Spice4:クミン

- 香り -

カレーの中心の香りになるスパイス。
油で炒めると香りが際立つ油溶性。
スタータースパイスとしてよく活用されます。
消化促進、腹痛、下痢、
駆風作用、胃の調子が悪い時は、
クミンシードを軽く炒って
お茶にするとスッキリするのでオススメ。

Spice5:コリアンダー

- 香り -

葉はパクチー。
シード(種)は柑橘系のさわやかな香りのスパイス。
整腸作用、消化促進、利尿作用、
肺の滋養、新陳代謝の活性化、
体にこもった熱を取る効果があると
言われています。
煮込んでいくと、とろみがつくのが特徴。

Text - Yogini編集部

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