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アーユルヴェーダで女性ホルモンを整える

生理後の安定期にオススメの生活法

「生命の科学」とも呼ばれる
アーユルヴェーダでは、
人の体や地球全体に流れるエネルギーを
三つの性質、
ヴァータ、ピッタ、カパに分けて考えます。

女性ホルモンの月周期も、
月経期=ヴァータ、卵胞期=カパ、黄体期=ピッタと、
三つの性質に分類することができ、
性質を理解することで各ステージで起きる
女性特有の症状に対処することができるのです。

前回は、女性が輝きを増す生理後、
カパの性質を持つ卵胞期の特徴や、
不調への対処法を紹介しました
アーユルヴェーダで
女性ホルモンを整えるVol.2
参照)。

今回は、ピッタの性質を持ち、
次の生理へと向かって
体が準備を始める黄体期の特徴、
不調への対処法を紹介していきます。

おさらい - 三つのドーシャ -

・ヴァータ :
「空」と「風」の要素。
代表的な特徴は「動き」、「軽さ」など。

・ピッタ :
「火」と「水」の要素。
代表的な特徴は「燃えている」こと。

・カパ :
「水」と「地」の要素を表し、
代表的な特徴は「重い」、「安定」、「維持」など。

女性ホルモンバランスの激動期

黄体期は、女性ホルモンの
プロゲステロンの分泌量が増え、
体温が上がり、子どもを作る準備の期間。
受精をした場合、
女性の体は新たな生命を育んでいき、
受精をしなかった場合、
次の月経期へと新しいサイクルを巡っていきます。

月のリズムを締めくくるこの時期は
ピッタの影響下にあり、
ドーシャが乱れると不調のサインとして
「PMS」と呼ばれる「月経前症候群」が現れます。
意識的に刺激を与えすぎない生活へ
と切り替えていきましょう。

PMSの症状もドーシャによって異なり、
ヴァータ性が強い人は
冷えや乾燥、便秘、腰痛など。
ピッタ性が強い人は
イライラや下痢、発熱、ニキビなど。
そしてカパ性が強い人はだるさやむくみ、
胸のハリ、体重増加などが挙げられます。

これらの特徴から、
生理中に自分が傾いているドーシャを把握し、
優しく不調を改善していきましょう。

黄体期の「食事・生活・心」の対処法

黄体期に大きな影響を与えるピッタ。
五大元素で見ると、
「火」と「水」の要素を持ち、
古典書には、
「熱い、湿っている、イライラしている」と
特徴が記されています。

この時期は、
これらの要素を摂らない生活を
心がけましょう。
この時期と言えば前述した通り、
女性の多くが悩まされるのがPMSの症状。

カパ性の症状が出ている人は、
「重くて・油っぽい・動きがない」
要素のある食事や生活を控え、
「軽くて、温かくて、乾燥した」
生活を意識することで症状は軽減します。
例えば、ランニングを適度にするのもオススメ。

ピッタ性が出ている人は、
興奮しない環境での生活を心がけましょう。
もし、仕事でカーッとなっている
と感じたらひと息つく。
特に、赤身のある吹出物や口内炎ができる人は、
アツくなりすぎない生活を
心がけて下さいね。

ヴァータ性が出ている人は消化力を保ち、
体を冷やさない
規則正しい毎日を過ごすようにしましょう。

生理前を快適に乗り切るために

PMSに大きく影響し、
生理や出産、排出機能にかかわる
下向きのエネルギー、
アパーナヴァータを整えるオイルトリートメントを
この時期は積極的に行うのがオススメです。
ただし、せっかく生み出された
「ピッタの熱」を奪わないオイルを
チョイスしていくことが重要。

どのドーシャにも万能なオイルが太白胡麻油。
一方、体を冷却するオイルに挙げられるのが
ココナッツオイルやオリーブオイル。
強いほてりを感じる人は、
これらのオイルで
攻撃性の熱を取り除くといいでしょう。

またトリートメントの強さは、
カパ性は強めのストロークで刺激を入れ、
ピッタ性は刺激を与えないように優しく。
ヴァータ性はその中間程度で、
それぞれ気持ちいいと感じる強さを
探っていきましょう。

女性を悩ます生理前の体を整える
オイルトリートメント。
ぜひお気に入りのオイルや、
やり方を見つけて、
生理前に取り入れてみてくださいね。

Text - Yogini編集部

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