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ヨガの真髄!心のコントロール術を学んでもっとハッピーに

仕事や恋愛、夫婦関係に育児などなど…。
ヨガをしていても日常では
さまざまな人間関係で考えたり、
悩んだりと、
私達の心は常に忙しい。

ヨガの最終的な目標は幸せになること。
そして、その基準の一つとして
“心の作用をコントロールできる”ことを
掲げています。

心をコントロールできれば、
見える世界やとりまく環境も変わってくる?
日常のシーンごとに、ヨガの考え方をベースに、
心のコントロールするヒントを紹介していきます。

Scene1:恋愛関係

なかなかいい人に出会えない、
出会えても恋愛が長続きしない…。
幸せになりたいだけなのに、
どうしてうまくいかないのか、
わからなくなって落ち込んでしまう、
なんてことありますか?

ヨガでは、自分に起きたことはすべて
必要なことだと考えます。
今うまくいかない恋愛は、
その試練を乗り越えた先に
もっといい出会いがある。
あるいは、もっとステキな人間になる
チャンスなのかも。
起こったことすべてを受け入れ、努力し、
培った経験を次の経験に
生かせばいいだけなのです。

また、「いい人がいない」と嘆く前に、
「自分は本当に魅力的?」と振り返ることも大切。
恋愛は、異性とは何かを学ぶための修行と捉え、
ありのままを受け入れてみましょう。

Scene2:ビジネス(仕事)

上司や部下、同僚とうまくいかないという悩みを
多く抱えるケースは多いもの。
こうしたモヤモヤした心をコントロールするために、
「サッティア」を思い出してみよう。
サッティアとは、嘘をつかない、正直であること。

仕事でも、気持ちにフタをせず、
自分の意見や、やりたいことを
正直に伝えてみてはどうでしょうか。
もちろん、ふさわしくないタイミングや、
ストレートすぎる発言は、
相手を傷つけてしまうので、
上手に言葉を選ぶことは大切。

正直な人には、
相手も心を開いてくれることがあるはず。
信頼関係を築くことで協力を得たり、
自分から相手の力になることで、
仕事場はハッピーな現場になるかもしれません。

Scene3:夫婦

夫婦関係も、時がたつと
パートナーに不満が出てきたり、
ケンカが絶えなかったりすることもありますよね。
そんな時は、「サントーシャ」を思い出しましょう。

「サントーシャ」とは、日本語に訳すと「知足」。
すでに自分が手にしているものの存在に気づき、
自分が満ち足りた状態であることを知ることです。

例えば、パートナーが仕事をしてくれる、
家事・育児をしてくれる、
あるいはただそばにいてくれる。
それは当たり前のようでいて、とても有り難いこと。
その思いに気づくだけで、
以前よりずっと関係はうまくいくはず。

「最近、パートナーが優しくない」と思ったら、
「では自分は相手にどう接しているか」を
考えてみてはどうでしょうか?

Scene4:育児

子どもがなかなか言うことを聞いてくれない…。
家事や仕事に忙しいと、
なかなか心の余裕は持てないもの。

中には、「いい大学に入る」、
「コンクールで優勝してほしい」など、
自分の願望を子どもに押しつけてしまうケースも
あるかもしれません。
そんな時は、「アパリグラハ」を思い出しましょう。

「アパリグラハ」は「むさぼらない」という意味。
育児にとって大切なのは、
「子どもが健康で、元気に育つ」ことです。
親は、これ以上の何かを子どもに求めないこと。

シンプルだけど、
子どもが元気でニコニコしてくれる毎日は
喜びにあふれているはず。
育児における心のコントロールとは、
まずは自分(母親、父親)がリラックスし、
子どもの成長を見届けることなのでは
ないでしょうか?

Text - Yogini編集部
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