無理は禁物!
医療の助けやセルフケアを
生理痛、生理不順、生理前緊張症(PMS)、
子宮内膜症、子宮頸がん、
更年期障害などをはじめ、
女性特有の不調はさまざまなものがあります。
しかし、これらは不調の原因が
明確にわかるものより、
説明のつかないケースが多いのも事実。
これらを「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といい、
主に女性ホルモンの影響が大きいと
考えられています。
特に、多くの女性を毎月悩ませているものといえば
月経痛とPMS(生理前緊張症)。
ホルモンサイクルを理解し、
普段から基礎体温を測り、
自分の体のリズムを知ることで
ある程度うまくつき合うことができます。
また、不調に合わせて
上手にヨガのポーズを取り入れることで、
症状が軽減する場合も。
今回は「月経痛」と「PMS(生理前緊張症)」の
軽減にオススメの
ヨガポーズを紹介していきます。
自分の体と相談しながら、
ぜひ生活に取り入れてみて下さいね。
※症状が重い場合は、まずは婦人科にかかり、
病気などが隠れていないか確認しましょう。
その上で、ヨガなどを上手に活用すると◎
月経痛に効くヨガポーズ
~やさしい亀のポーズ~
月経痛の主な原因は、生理の際に分泌される
プロスタグランジンという物質。
これは子宮の収縮を促す作用があり、
分泌量が増え、
収縮が強く起こると骨盤まわりの血流が低下し、
痛みにつながります。
そこで、今回は生理にともなって
痛みが出やすい腰まわり、
背面全体をリラックスさせ、血流を促す
「やさしい亀のポーズ」を紹介。
【やり方】
・1 長座の姿勢から、
両ヒザを軽く曲げて外側に倒す。
脚で菱形を作るようなイメージ。
・2 左右それぞれの脚の下に両手を通し、
足の甲に手を添える。
息を吐きながら上半身を前に倒し、
首裏も楽に垂らして背面全体をリラックス。
背骨は丸まっていてOK。
深い呼吸を背面全体に広げるイメージで
血流を促して。
PMSに効くヨガポーズ
~魚のポーズ~
PMS(月経前症候群)とは、
月経開始3~10日前に起こる
精神的または身体的症状。
むくみ、眠気、情緒不安定、食欲の増加などを
人によってさまざまな不調を感じます。
生理が始まると改善されるのが特徴。
今回紹介するのは、
生理前のダル重い心身をリセットして、
イライラを軽減し、やる気を引き出してくれる
「魚のポーズ」。
胸を開くことで交感神経が優位になるので、
特にだるさを感じやすい朝にやるのが
オススメです。
【やり方】
・1 仰向けで寝る。
手の甲を上にして、
両手をお尻の下に入れる。
・2 息を吸いながら両ヒジを曲げて
上半身を持ち上げ、頭頂をマットに着く。
肩甲骨を中心に寄せることを意識して、
たっぷりと胸を広げて呼吸を繰り返す。
できることからコツコツと
いかがだったでしょうか?
女性は生涯をかけて向き合わなくてはいけない
ホルモンバランスの変化。
婦人科にも頼りつつ、
自分にとってお守りのような
セルフケアを用意しておくといいでしょう。
また、最近ではテクノロジーの力で、
女性ならではの健康に関する悩みを解決する
「フェムテック」に注目が集まっています。
紙ナプキンが不要で、
洗濯して繰り返し使うことができる
吸水サニタリーショーツなど、
女性の快適な暮らしと環境への優しさを
両立した製品も。
自分もハッピーになり、地球への負担も減らせる。
そんな商品が今後増えていけば、
みんなが笑顔になる好循環が
生まれるのではないでしょうか。
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生理の日もポジティブに!
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女性や地球にも優しい
サスティナブルなサニタリーショーツが登場。
吸水不織布や防水布をはじめ、
高機能生地の五層構造で、
一日中安心して快適に過ごすことができる一枚です。
また、表地は伸縮性が高く、
着用した時のフィット感がとてもいい上、
ソフトでしなやかな肌触りなので
敏感になりやすい生理中でも
ストレスなく着用できます。
吸水量が異なる2タイプがあるので、
その日のコンディションや運動量に合わせて
選べるのもうれしいポイント。
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