emmi(エミ) > ヨガで睡眠の質、暮らしの質が変わる

心身に健康をもたらすヨガの効果

ヨガのポーズを実践すると、
自律神経が整ったり、体のゆがみが改善する他、
筋力強化、血液、リンパの流れの改善など
さまざまな効果が期待できます。

また、根底にある哲学、八支足のヤマ、ニヤマは、
毎日の生活の中で、
心地よく生きていくためのヒントが集約されていて、
体だけでなく、心から健康に美しくなれるのが
ヨガの魅力ですよね。

今回は、ヨガの実践によってもたらされる効果の中で
“睡眠”をキーワードにフカボリしていきましょう。

ヨガで朝の目覚めが変わる⁉

健康にも美容にも、一番効果を発揮するのが、
良質な睡眠を取ること。
その重要性は多くの人が認知している一方で、
多忙なストレス社会を生きる現代人にとって、
良質で深い睡眠を確保するのは難しく、
悩みを抱える人も多いですよね。

そんな悩みの多い睡眠ですが、
実はヨガをすると眠りが深まるという朗報が。
その理由は、よい目覚めを迎えるために必要な、
心身の条件が整えられるから。

人は毎日睡眠を取るが、
そのシステムや理由については、
今なお解明されていない部分が多い。
また人は、眠っている状態で
「よく眠れている」と自覚することができない。

「よく眠れる」とは、
「目覚めがいい」、「疲れが取れている」など、
覚醒した後の感覚で判断されるものだ。
実は、この感覚に「よく眠れる」ための条件が
隠されているのです。

脳を休め、睡眠モードに導く

覚醒している時の脳は、
いくつもの覚醒系神経が働いていて、
睡眠に向かう時は、
これらの神経がもたらす覚醒刺激が低下していく。
ただ、現代の社会生活では、
さまざまなストレスがかかるため、
覚醒系神経からの刺激が
低下しにくくなってしまうのです。

ヨガは体と心のストレスを取り除き、
こうした神経にかかわる視床下部、前頭前野、
扁桃体といった脳の部位を
正常に機能させる効果があります。
また、呼吸法によって
自律神経やホルモンのバランスも整えるため、
“目覚めのいい”睡眠を取れるようになるのです。

つまり、悩みごとを抱えていたり、
疲れがたまりすぎていたりして、
「眠いのに寝つけない」、
「寝起きがだるくて二度寝してしまう」という人には、
まさにピッタリな改善策がヨガということ。

不眠の悩みは、日中のパフォーマンスのみならず、
体調、精神状態に影響を与え、
睡眠負債が蓄積すれば、
将来生活習慣病や大きな病気につながる可能性も。
ヨガの実践で、今、さらには未来の自分の健康を
ケアしていきましょう。

Text - Yogini編集部

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