ヨガとの出会いから向き合い方まで
emmi yoga ambassadorのインタビューをお届け
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wellness life(ウェルネスライフ)"をテーマに「otonomori」を設立し、
パーソナルトレーニング、ヨガレッスン、ワークショップなどを行っているKanacoさん。
2年前にお子さんを産んでからは仕事のペースを落とし、マイペースにヨガと向き合っているといいます。
そんな彼女にヨガとの出会いについて振り返ってもらいました。
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2006年に、NYの彼(今の夫)の家に滞在していた時、
近くでヨガをやっているから受けてみたら?と彼が教えてくれたのがきっかけです。
前々からヨガには興味があったので、グループレッスンに参加してみることにしました。
でもそのときは英語もよくわからないし、シンとした雰囲気に耐えられなくて。
私には向かないな、と思ったんです。
そんなことがあったので、帰国後もしばらくはヨガから離れていました。
でもあるときプライベートレッスンを受ける機会があり、その先生のレッスンが“ヨガの本質を残しつつも、
その日の自分の状態に合わせてレッスンを進めていくスタイルで、すごく自分に合っていて。
自分が心地よくなれる方法をようやく見つけたような感覚になり、これは続けてみようと思いました。
このときの経験が今私が提唱している“wellness yoga (ウェルネスヨガ)”のルーツになっています。
本格的にヨガを始めようと思い立ってからは、
クラスに通い詰めるわけでなくDVDを見ながら自宅で繰り返し練習していました。
DVDなら決められたレッスンの時間に合わせて行動する必要もないし、
自分のペースでじっくりと身体と向き合える。
そのスタイルが生活に溶け込んで、だんだんとヨガが日常になっていきました。
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解剖学を学び、独自でヨガの知識を深めていったKanacoさんが指導の道に進んだのは、
友人からの一言がきっかけだったそう。
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ヨガインストラクターは師匠を見つけてその人の下で流派を学ぶことが多いですが、
私はそれよりもまずは解剖学を勉強して、
その時々で自分の身体が必要としている動きを取り入れたいと思ったんです。
言われたことに従うよりも、自ら学びを深めることが好きだったので。
そんな話を友人にしていたら、
その彼女が「私にヨガを教えて」と言ってくれて、後日レッスンをすることに。
そこからは自分の学んだもの、考えていること、
感じているものをアウトプットする形でレッスンを重ねていきました。
得た知識を人に伝えることが自分自身の勉強にもなっていたように思います。
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Kanacoさんのレッスンは、丁寧で、やさしい。
初めての人でもクラスに溶け込みやすい雰囲気があります。
それは過去の経験によって、できない人の気持ちを理解できるからだと言います。
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母がピアノ講師をしていた影響もあり、
幼い頃からピアノを続けていて高校は音大へ進学するために音楽科のピアノ専攻でした。
でもあるとき観劇した劇団四季に感化されて、音大へは行かず舞台の学校に行くことに。
ピアノばかりの生活から急に舞台を目指すと決め、
入学試験を受けるためにバレエやジャズダンスを始めたものの、
身体が硬くて思うように動けず、子供のクラスに混じってストレッチをすることもありました。
でも無事に合格し、バレエ、ジャズ、コンテンポラリー、タップダンスと一日中身体と向き合う毎日の中で、
できなかったことが努力でどんどん変化する自分がとても嬉しく楽しい学校生活でした。
そのおかげもあって、できない時の気持ちも、できるようになる喜びもとてもよく分かるのだと思います。
当時の経験を活かして、レッスン中はできるだけ易しく、
生徒さんが主体になれるような雰囲気作りを心がけています。
言葉って伝え方次第で意味や印象が大きく変わってしまうこともあるので、
これからも丁寧に選びたいですね。
私にとってヨガは、日常をより豊かにするためのツール。
毎日ヨガを続けていると、「今日は親指に力が入っていない。どうしてだろう?」といった
小さな違和感にも気づくことができます。
それを調べていくうちに「そうか、軸が右に傾いてるんだ」とだんだんわかってくる。
じゃぁどうして傾いたんだろうと、今度は2、3日の行動を振り返って動きの癖を探り、治すように心がけてみる。
そうやって答え合わせをするように身体と向き合うと、不調とうまく付き合うことができるんです。
ヨガにはいろんなポーズがあって、身体が柔らかくないとついていけないというイメージをよく聞きますが、
私はもっと簡単にアレンジできる身近なものだと捉えていて。
今ここにある不調や悩みを少しでも和らげて、
毎日を快適に過ごすためのお手伝いができたらと思っています。
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そんなKanacoさんがemmi yogaアンバサダーに就任したのは2016年。
「日常を豊かにするウエア」であることに惹かれたといいます。
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私は普段“wellness life”をテーマに活動をしているので、
マッシュホールディングスさんの“ウェルネスデザイン”という
コーポーレートスローガンに運命的なものを感じました。
日常に馴染むニュアンスカラーであったり、大胆すぎない花柄のデザインは、ヨガウエア本来の役割に、
毎日をちょっぴり明るくしてくれるエッセンスが加わってる。
妊婦時も着られるウエアもあって、マタニティヨガ用のウエア探している人にもおすすめしたいですね。
PRIVATE SHOT
emmi yoga ambassador
Kanaco
【所有資格】
IBMA認定パーソナルストレッチアドバンストレーナー指導者育成講座修了 / IBMA認定骨盤調整ヨガ指導者育成講座修了 / ルナワークスマタニティヨガ指導者育成講座修了
【指導スタジオ】